珍しく、音楽の話題。

三連休を不眠で過ごして、締めの日曜日には「BaseOfOperation ＠LOOP」でOGW君と久しぶりに出会えたりして珍しくタフに過ごしてみたのだが、そのツケはきっちりと来るものだ。昨日、今日とネカマ以外の時間を全て睡眠に費やしてみたのだが、体は重いし、低血圧っぷりが最高潮で頭まで血が回らない。まだまだ寝足りないようで、すげーだるい。重い体と動かぬ頭をずるずる引きずってネカマでぼけーっとネットをしていると、お目目をぱっちりさせられるニュースを発見！


デトロイト第三世代を代表する人気を誇るDJ RolandがLos Hermanosを離脱したらしい。
Los Hermanosと聞いてすぐに思い起こされるのは世界的大ヒットとなった「JAGUAR」。その後はSUBMAGE傘下に自身のレーベルを設立してコンスタントにハイクオリティなリリースし、昨年末にはこれまでの活動の集大成となる１stアルバム「On Another Level」したデトロイト屈指の人気ユニットである。
脱退理由は「Los Hermanosの他のメンバーとの間に突如として起きた妥協することの出来ない見解の相違」ということらしいが、個人的にLos Hermanosの曲も、Rolandのプレイも非常に好きなので複雑な心境だ。更にこの脱退劇を契機に長年活動を共にしてきたUnderground Resistanceからも離れるとか離れないとか。ちなみに、つい先日の１３日に恵比寿LIQUID ROOMで行われた「METAMORPHOSE presents SUBMERGE TOUR」のライブアクトにLos Hermanosも名を連ねていたが、Rolandの姿は無かったらしい…
音楽という目に見えないものを扱う以上、ビジョンの相違というのは避けて通れないのかもしれない。Los Hermanosは７名もの大所帯であるので、意思疎通さえ苦労を要するだろうし、メンバーの中で一人突出した人気と知名度を誇るRolandの心中は複雑極まりないだろう。


スペイン語で「兄弟」を意味する「Los Hermanos」に起こった突然の脱退劇。真相は当事者各々の胸の内であるが、今後の双方の活動のクオリティに影を落とさないことを願うばかりだ。

On Another Level