この冬のDICE部屋聴きCD。

たまにはDJらしく音楽にも触れてみようかと思い、一枚チョイス。この冬、私の部屋でヘビーローテーション確実な一枚である。
カフェミュージックに続いてひそかに注目を集めるホテルミュージック。シリーズ合計で100万枚以上を売り上げた「Hotel Costes」が有名だが、本作はPARK HYATT CHICAGOのコンピレーションCDと、こちらもセレブな香りがたっぷり。SCUBA、SYLK130等の名義でクロスオーバーに活躍するフィラデルフィアの雄・KING BRITTが手がける選曲は、JOSH WINK、VICTOR DUPLAIX、SPACEK、SA-RA等の洗練されたダウンビート群がバランスよく配されており、ハイエンドで都会的なクールネスを湛えた極上のラグジュアリーを醸す。クラブカルチャーに身を置く私としては、「Hotel Costes」シリーズより格段にフィットする。
寒い夜に暖かな部屋で過ごす濃密な夜の時間のお供にピッタリである。

Park Hyatt Chicago: On the Seventh (Dig)

Park Hyatt Chicago: On the Seventh (Dig)