ロマンティック ナンバー48

本日11時50分起床。久々に目覚まし時計をセットしての、計画的な起床。今日はネカマの前に映画「マインド・ゲーム」(2004年/日本 監督・脚本:湯浅政明 原作:ロビン西 制作:STUDIO4℃ 音楽:山本精一 声の出演:今田耕司/藤井隆/山口智充DonDokoDon)/中條健一/前田沙耶香/たくませいこ/坂田利夫/島木譲二 配給:Asmik Ace)を観に行くのだ。
元々一人で行く予定だったのだが前日夜に話した友人と行く事になり、13時30分にQ FRONTにて待ち合わせる。いつもながらに私の行動は時間厳守には程遠く、10分遅れで合流。13時45分から上映だったので、場違いな真昼間の渋谷の街を足早にシネクイントへ向かう。同伴の友人から日記には名前を出さないよう言われたので、シネクイントの場所にちなんでパルコ嬢としておく。28才ながらにプーをしているハードコアなパルコ嬢。アニメとかは全く興味を示さなそうなので、果たして彼女は楽しめるのか一抹の不安を持ちつつも、早速スクリーンに向かう。
これほどまでにポジティブになれる映画だとは思ってもいなかった。感動であった。
「俺は戻る。なによりも力強く、まっすぐと、のびのびと、楽しく、活き活きと、すべての力でやってみるぅー!」その一心で、主人公・西は死後の世界から全力疾走で舞い戻る。死に直面した時に一気に噴出した欲求。「生きたい」という生を享けたものの根源的な欲求である。登場人物は皆、人生の勝者ではない。現実を前に夢は破れ、夢を見ることさえ諦める。そんな諦念の中で生きているのは登場人物たちだけではなく、普通の人達。現代社会を生きる我々なのである。西は言う。「自分をとことん信じたら、信じ切ったら戻ってこれたんや。素直に、誠実に。信じたままに行動することこそが、すべての壁を打ち破る武器や」時代錯誤の真っ直ぐな言葉に心を揺り動かされ、私は何度も頷きながら聞き入っていた。陳腐とも取られかねないテーマを表現していく映像の強烈さ、そのテンポの早さ、大阪弁の響き、そして笑い。様々なファクターを駆使して一級の娯楽作品に仕上げてみせた湯浅監督のビジョンには、ただただ驚かせられるばかりであった。これは、「クレヨンしんちゃん」もチェックしてみなければとイイ年なのに思いつつ、胸いっぱいで映画館を出る。それにしても、西の声を演じる今田耕司は名演であった。殊勲である。

その後、シネクイントを出てからすぐ近くのカフェ「FRAMES」でお茶をする。お目当てはジェラードフレンチトースト。私はフレンチトーストが大好きな甘党ちゃんで、色々なカフェでフレンチトーストをオーダーしてきたが、ココがDICEのフレンチトーストランキング第一位なのである。さっそくムシャムシャとたいらげ、お腹いっぱい胸いっぱいである。パルコ嬢も映画に相当心を揺さぶられたらしくてなにより。
カフェでひとしきり歓談した後、ロビン西の原作コミックスを掘ろうと思いブックファーストへ。原作は案の定すぐに見つかったのだが・・・いやはや、貧乏人にはちと辛い。なにしろ2200円である。近々必ず買う事を胸に、今日はそそくさと退散。パルコ嬢とも別れ、幡ヶ谷へとバイクを走らせる。そして18時から3時まで9時間ネカマ
パルコ嬢、今日は良いタイミングで、良い映画に出会えたんじゃないでしょうか?お互い素直に、誠実に、信じたままに生きていきましょう!
ネカマ終了後、再び渋谷に訪れる。SHIBAD君の提案で「回転寿司築地本店」で寿司を食べる事にしたのだ。僕らのアフター5である。平日のプチ贅沢(と、言っても1300円也。)を堪能して、帰宅。「早起きは三文の徳」。その通りの充実した一日であった。










あと4日でネカマツリ4開催!!空前絶後、抱腹絶倒、びっくりサプライズな究極のエンターテインメント・ネカマツリに、是非皆様ご来場下さいますよう宜しくお願い致します。


TEARS presents ネカマツリ4
2004.9.13(MON) 22:00-START @SIMOON shibuya
FEE:2000yen 1D W/F:1500yen 1D


DJs:
DICE.NYU!
Live Performance:
VOID VILLAGE(Freed records).captain lolitta(19-t)&三柳たかひろりーた.災
VJ:
スニフキン
Lounge DJs:
KENTA.MAKKI(S.C.CREW).れいじ.SCAR(D.O.G).2KD(STUSSY).TAMONE
Live Painting:
MARKHOR(WARUIMAME)


SIMOONマンスリーに掲載されている、ネカマツリ主宰・SHIBAD君の萌えなコメントを貼っておく(必読!!!)↓↓↓
日本全国のちんこまんこうんこなキチガイ衆を集めたいがためだけに始めたネカマツリも今回で四回目。すっかりシムーンのお荷物イベントとして定着したとかしないとか。そんな今回のテーマは「歌えなかったラヴ・ソング」この夏、好きな娘の前でラヴ・ソングを歌えなかったそこの君、君、君っ!今日からはもう大丈夫。俺なんか毎年毎年そうだから。俺と一緒に失恋なんか歌い流そうぜっ!ヨン様とか騒いでるブスは来んな!きちがい衆よ、今こそ反小泉で立ち上がれっ!!!
男気啓蒙服飾家SHIBAD






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