ロマンティック ナンバー69

本日8時起床。寝たのが6時頃だったので、2時間睡眠である。外は寒い。ベッドに包まって「ボディ・アンド・ソウル」(古川日出男/著 双葉社/刊)を読了。
主人公の作家・フルカワヒデオの、現実とも虚構ともつかない物語はフィクションとノンフィクションが交錯しているような・・・または、全てフィクションかもしれないし全てがノンフィクションかも知れないという、読者を不可思議な空間に引きずり込むような感覚の作品。この物語のドコがフィクションでドコがノンフィクションであろうとも、赤の他人であるわたしには実感の無いフィクションとしてしか存在し得ないように、何故か感じてしまった。これは自分勝手なのだろうか?自己チューと言われてしまうようなものなのだろうか?人々の感受性は、どんどんと他人事化しているような気がする。個別化は更に進むのだろうか・・・
14時、ランチにジェノベーゼのパスタを食べる。場所は「MANGOSTEEN cafe」。池尻大橋と中目黒の中間に位置するカフェに何故居るのか。今日は、ネカマ同僚である画家の丸倫徳君の個展『Smell Dub』によこちんと一緒に初めてお邪魔したのだ。クリエイティビティが強く刺激された。バイトの同僚としてではなく、初めてアーティストとしての丸君の話を聞く事ができて得るものは大きかった。彼は生粋のアーティストであるなぁと思った。「好きだから、やってるんだ。」それに尽きると私も思う。わたしは「好きだから、DJをやってるんだ。」ビジネスとしてよりも「ライフワーク」として、クリエイティビティの表現方法として当てはまるうちは、私はずっとDJで居続けるのだと思う。
一時間ほどお邪魔して「MANGOSTEEN cafe」を後に。ネカマまで時間があるので散歩がてら目黒川沿いをてくてく歩き、「cafe SOAP」でまったりお茶をしてから17時から3時まで10時間ネカマ
ネカマ終了後、自宅療養中のSHIBAD君邸を訪ね、久しぶりにゆっくりと話す。考える時間を手にしたSHIBAD君の思考は全開であるようだ。いつだってこの人は不思議な可能性を纏っている。これがオーラと言われるものなのかどうかは分からないが、私はそれを見聞きしているのがただ楽しくて仕方ないのだ。






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